カテゴリでえらぶ
不動産サイト制作 反響が出ない原因は、情報量ではなく設計の前提にあります。
不動産サイトは、
- 物件数が多いほど良い
- 検索機能が充実していれば十分
と考えられがちです。
しかし実際には、物件情報を揃えても反響につながらない、問い合わせが増えないというケースは少なくありません。
その多くは、不動産サイトが果たす役割や、利用者の検討プロセスが整理されないまま設計されていることに原因があります。
このページでは、賃貸・分譲・外国人向け・マンション・戸建てなど、不動産サイトで共通して起こりやすい設計上のつまずきと、成果につなげるための考え方を整理します。
不動産サイトで起こりがちな設計のズレ
物件情報が主役になりすぎている
不動産サイトでは、
- 物件一覧
- 詳細ページ
- 条件検索
が中心になりがちです。
しかし利用者は、いきなり物件を決めに来ているわけではありません。
- どのエリアが自分に合うのか
- 賃貸か分譲か
- そもそも相談してよい会社なのか
こうした判断が整理されないまま物件だけを並べても、行動にはつながりにくくなります。
想定するユーザーが広すぎる
不動産サイトでは、
- ファミリー
- 単身者
- 投資検討者
- 外国人利用者
など、さまざまなユーザーを同時に想定しがちです。
しかし、誰に向けたサイトなのかが曖昧なまま設計すると、結果的に誰にも刺さらない構成になります。
「反響導線」が物件ページだけに依存している
問い合わせや来店予約の導線が、
- 物件詳細ページのみ
- 最下部にしかない
といった構成も多く見られます。
しかし不動産検討では、すぐに物件を決めない層の方が多数派です。
検討段階に応じた導線がないと、機会損失が起こりやすくなります。
成果につながる不動産サイトの考え方
物件の前に「選び方」を用意する
成果が出ている不動産サイトでは、物件一覧の前に、
- エリアの特徴
- 暮らし方の提案
- 価格帯や条件の考え方
など、利用者が判断するための情報が整理されています。
これは物件を減らすのではなく、選びやすくするための設計です。
検討段階に応じた情報と導線を分ける
不動産サイトの利用者は、
- 情報収集段階
- 比較検討段階
- 相談・内見段階
と、段階ごとに行動が異なります。
すべてを同じ導線で扱うのではなく、段階に応じたページ・導線を用意することが反響につながります。
物件情報と会社情報を切り離さない
不動産取引では、物件だけでなく、
- どんな会社が扱っているのか
- どんな対応をしてくれるのか
も重要な判断材料です。
物件情報と会社情報を分断せず、安心して相談できる文脈をサイト全体でつくることが成果につながります。
不動産サイトの設計とこれまでの取り組みについて
Flying High Works(FHW)では、20年以上にわたり、不動産関連のWebサイト制作に携わってきました。
賃貸・分譲をはじめ、マンション・戸建て、外国人向けの賃貸・分譲サイトなど、扱う物件やターゲットが異なる不動産サイトを多数設計してきた経験や、また、スクラッチによる検索システムや物件管理システムの構築実績も多数あります。
実績ページに掲載している事例は、そうした取り組みの一部をご紹介しているものです。
すべての案件を掲載しているわけではありませんが、不動産サイト設計における考え方や判断の幅を知るための参考例としてご覧いただけます。
関連する考え方・次に読むページ
-
不動産サイトの構成を考える前に
→ 情報設計(IA) -
反響につながらない原因を整理したい場合
→ Webサイトの状態を把握する運用 -
公開後の改善・運用について
→ 育てるフェーズ
まとめ
不動産サイトで成果が出ない理由は、物件数や機能不足ではありません。
誰に、どの段階で、何を判断してもらうのかを整理することで、不動産サイトは「探す場所」から「相談につながる場所」へ変わります。