考えるフェーズ
構造設計 構造が曖昧だと、後工程ですべてが歪む。
Webサイト制作における構造設計は、見た目には表れにくいが、全工程に影響する重要な設計領域です。
Flying High Works(FHW) では、HTML構造・URL・meta情報・内部リンクなどを「コーディング段階で考えるもの」ではなく、事前に設計すべき技術的前提として扱います。
ここでは、FHWがどのような考え方で構造を設計しているかを整理します。
HTML構造とセマンティックは前提条件
セマンティックHTMLは、SEOのためのテクニックではありません。
- 情報の意味を正しく表現する
- 構造を第三者が理解できる状態にする
- 将来の改修や拡張に耐えられる
FHWでは、これらすべての前提として、HTML構造とセマンティクスを設計段階で決めます。
これは、評価・保守・拡張すべてに関わる構造上の基礎設計です。
title / meta description は「役割定義」
title や meta description は、検索順位を上げるためのコピーではありません。
各ページが
- 何についてのページなのか
- サイト全体の中でどんな役割を持つのか
を定義するための、構造要素の一つです。
そのため、FHWでは、情報設計・サイトマップ設計と並行して、title / meta の方向性を設計します。
OGP設計は「外部への構造表現」
OGPは、X(旧Twitter)や Facebook、Teams / Slack などでURLが共有された際に表示される、
- 画像
- タイトル
- 概要
を制御する仕組みです。
FHWでは、OGPをページの意味を外部に正しく伝えるための構造設計として扱います。
適切な画像とテキストを設定し、ブランドの印象を損なわず、内容が誤解なく伝わる状態を整えます。
URL設計と正規化は最初に決める
同じ内容のページが、複数のURLでアクセスできる状態は、、
- ユーザーにとって分かりづらい
- 検索エンジンにも評価されにくい
という問題を生みます。
そのため、新サイトではあらかじめURLルールを定義し、固定します。
例:
- http → https に統一
- www なしに統一(リダイレクト設定)
- 末尾スラッシュあり(例:/quality/)
- index.html などの静的ファイル名は出さない
- すべてディレクトリ内 index.html で管理
早い段階でこれらを決めることで、
- 重複インデックスのリスクを防ぐ
- 将来の構成変更時にも迷いが少なくなる
といった効果が期待できます。
パンくずナビとディレクトリ構造
パンくずナビは、
- ユーザーに現在地を伝える
- 検索エンジンに階層構造を理解させる
という二つの役割を持ちます。
FHWでは、パンくずナビの構造とディレクトリ構成を揃えることで、人にも機械にも分かりやすい階層構造を設計します。
例:
- /strength/(トップ > 強み)
- /business/(トップ > 事業領域)
- /quality/(トップ > 品質管理)
URLパス・パンくず・H1の方向性を揃えることで、
- サーバー内の整理がしやすくなる
- ページ追加時の判断がブレにくくなる
- 長期運用でも破綻しにくい構造になる
というメリットが生まれます。
内部リンクは「文脈」で設計する
内部リンクは、数を増やすことが目的ではありません。
FHWでは、
- なぜここでリンクするのか
- どのページへつなぐのが自然か
という文脈と役割を重視します。
特に、リンクテキストは、リンク先の内容を的確に表現していることを前提に設計します。
構造設計は技術的な判断
構造設計は、
- デザイン
- コーディング
- SEO設定
FHWでは、構造を先に設計することで、実装・運用・改善を安定させます。