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サーバー・インフラ設計 「今動く」ではなく「長く使える」基盤をつくる

サーバーやインフラは、一度決めると長期間使われ続ける領域です。

一方で、「特に問題が出ていないから」という理由で、10年以上同じ環境が使われ続けているケースも少なくありません。

FHWでは、サーバー・インフラを表示速度・セキュリティ・運用安定性を支える前提条件として捉え、Webサイト全体の設計と合わせて整理します。

インフラも設計対象に含める サーバー設計における基本的な考え方

サーバーは「どこに置くか」だけの問題ではありません。

  • 表示速度への影響
  • セキュリティアップデートの可否
  • 将来の拡張・移行のしやすさ
  • 障害時の影響範囲

といった点を含めて、Webサイトの構造の一部として設計します。

表示速度と安全性を同時に見直す機会 サーバー乗り換えという選択肢

図:Webサーバーとメールサーバー

長期間利用されているサーバー環境では、

  • PHPバージョンが古い
  • キャッシュやWAFなどの機能が使えない
  • 表示速度が頭打ちになっている

といった課題が起きやすくなります。
FHWでは、サーバーを10年以上利用している場合、乗り換えそのものを一度検討する価値があると考えています。
乗り換えは、単なる移行作業ではなく、

  • 表示速度の改善
  • セキュリティレベルの向上
  • 運用基盤の整理

を同時に行えるタイミングでもあります。

影響範囲をどう切り分けるか メールサーバー一体構成の考え方

Webサーバーとメールサーバーが同一環境にある場合、サーバー移行時に次のようなリスクが発生します。

  • 全スタッフのメール設定変更が必要になる
  • 一時的にメールが分散・不達になる可能性
  • 問い合わせ・見積・営業対応への影響

そのためFHWでは、運用や影響範囲を考慮しながら、

  • Webサーバーのみを独立させる
  • メールは別サービスで安定運用する

といった構成も選択肢として検討します。

最新ではなく「LTS」を前提にする PHPバージョンの考え方

PHPは、単に新しければ良いというものではありません。
FHWでは、

  • セキュリティ修正が長期提供される
  • 安定性が高い

LTS(Long Term Support)相当のバージョンを前提とした設計を行います。
古いPHP環境は、

  • セキュリティ面
  • 表示速度
  • 利用可能なライブラリ

のすべてで不利になるため、長期運用を前提とする場合には、重要な判断ポイントとなります。

使えるものは設計に組み込む サーバー固有機能の活用

レンタルサーバーやクラウドサービスには、ベンダーごとに利用可能な機能差があります。

  • キャッシュ機構
  • WAF(Web Application Firewall)
  • バックアップ・復元機能

FHWでは、その環境で使える有用な機能は積極的に検討し、無理にアプリケーション側で再実装しない設計を行います。

表示速度・セキュリティとの関係

サーバー・インフラ設計は、

と強く結びついています。
インフラ側で支えられる部分はインフラに任せ、アプリケーションやフロントに負荷を集中させないことが、安定した運用につながります。

このページで伝えたいこと

サーバー・インフラは、裏方の存在ですが、Webサイトの寿命を大きく左右します。
今の要件だけで決めるのではなく、5年後・10年後も使い続けられるか。
その視点で基盤を整えることが、FHWのサーバー・インフラ設計です。