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サーバー・インフラ設計 サーバー移管は、Webだけでなくメールまで含めて考える。

サーバー移管で最も注意すること

図:ドメイン、Webサーバー、メールサーバーの関係

リニューアルでは、新サーバーへ新サイトを構築することが一般的です。

公開前には、

  • 検証環境の構築
  • 動作確認
  • CMS確認
  • フォーム確認

などを行い、公開へ向けた準備を進めます。

しかし、サーバー移管で本当に注意しなければならないのは、メールサーバーです。

うっかり公開時まで気づかず進めたことにより、公開時にメールが届かなくなるといった事態は、過去に経験してきています。

メールサーバーを移管するか、それとも、メールサーバーだけを独立するか、の判断は早いうちに考えておかなければなりません。

また、メールサーバーを移管するとなれば、お客様の環境にあわせ、メーラーの設定手順書を作るなど、非常に手間がかかるため、直前で準備できるものではありません。

さらに、メールが届かなくなる方が企業活動への影響は非常に大きく、メールを失ってしまうなどということは絶対にあってはいけないことです。

リニューアルでは新サーバーを前提に考える

私たちは、リニューアルの際に新サーバーを提案することがほとんどです。

大抵、ホームページのリニューアルは、前回のリニューアルから、5年程度は経っています。

つまり、現在のサーバー環境のPHPのバージョンなどは、一世代前の可能性が高く、最新、又は安定稼働のCMSなどが実装できない場合が多いからです。

また、リニューアルでは、新サーバー上に新サイトを構築していくことになりますが、公開後の改修や保守を考えると、本番環境とは別に検証環境を用意しておくことも重要になります。

そのため私たちは、Webサイトのリニューアルとサーバー環境の整理を同時に行うことを基本としています。

サーバーを変えるだけで改善することもある

表示速度の改善というと、プログラム修正を想像することがあります。

しかし実際には、サーバー環境を見直しただけで改善するケースもあります。

例えば、

  • サーバースペック
  • キャッシュ機能
  • WAF
  • CDN
  • ネットワーク環境

などです。

私たちは、アプリケーションだけではなく、インフラも含めて全体を見ながら判断します。

インフラでできることはインフラで行う

サーバーやクラウド環境には、様々な機能があります。

例えば、

  • キャッシュ
  • WAF
  • バックアップ
  • CDN

などです。

私たちは、アプリケーション側で無理に作り込むのではなく、サーバー側で解決できることは積極的に活用します。

その方が、システムはシンプルになり、保守もしやすくなるからです。

Flying High Worksの考え方

サーバーやインフラは、普段あまり意識されることがありません。

しかし、

  • 表示速度
  • セキュリティ
  • 移行のしやすさ
  • 運用コスト

の多くは、サーバー環境によって決まります。

そして、サーバーの問題は、何かが起きてから気付くことが少なくありません。

だからこそ、リニューアルのタイミングで一度整理する価値があります。

私たちは、今動いているかではなく、5年後、10年後も運用できるかという視点で、サーバー・インフラ設計を考えています。