考えるフェーズ
問い合わせ設計 問い合わせは、前後の流れで決まる。
問い合わせは、Webサイトにおける一つの到達点ではありますが、突然発生する行動ではありません。
Flying High Works(FHW) では、問い合わせフォーム単体を見るのではなく、その前後にどんな情報を読み、どんな判断を経て入力に至るかという流れ全体を設計します。
このページでは、FHWが考える「問い合わせ設計」の考え方を整理します。
問い合わせは「行動の途中」にある
多くのケースで、問い合わせは「いきなり入力されるもの」ではなく「検討の途中で選ばれる行動」です。
比較・確認・不安の解消といったプロセスの中で、「今なら問い合わせてもよい」と判断された結果として入力が行われます。
そのため、問い合わせはゴールではなく、検討プロセスの一部として扱います。
資料ダウンロードは判断材料
資料ダウンロードは、問い合わせの代わりではありません。
- サービス内容を整理する
- 社内で共有する
- 問い合わせ前に確認する
といった、判断を進めるための材料として位置づけます。
資料を読んだうえで問い合わせが行われる場合、検討段階が明確になり、やり取りの質も自然と上がります。
問い合わせ前後の流れを設計する
FHWでは、問い合わせを次のような前後の流れで捉えます。
-
問い合わせ前
情報を理解し、不安や疑問を整理する段階 -
入力・確認
必要最小限の情報を、無理なく入力できる状態 -
送信後
送信できたことが明確に分かり、次の行動が想像できる状態
この流れを前提に設計することで、フォーム単体では解決できない課題を減らします。
「問い合わせの質」を上げるとは
ここでいう「問い合わせの質」とは、
- 内容が具体的である
- 検討段階が伝わる
- やり取りがスムーズに始められる
- ミスマッチが起きにくい
といった状態を指します。
入力項目を増やすことが目的ではなく、前段の情報設計によって、自然と質が高まる状態を目指します。
reCAPTCHAは設計要素の一つ
reCAPTCHAは、スパム対策として有効な仕組みですが、ユーザー体験やアクセシビリティへの影響もあります。
FHWでは、
- セキュリティを確保しつつ
- 不要な負荷をかけすぎない
というバランスを前提に、設計要素の一つとして扱います。
JSによるアラートとアクセシビリティ
入力時のアラートや制御は、単なる利便性向上ではなく、アクセシビリティの要件とも深く関係します。
- エラーが分かりやすく伝わるか
- キーボード操作でも理解できるか
- 音や色だけに依存していないか
といった観点を踏まえ、過剰にならない範囲で補助的に実装します。
問い合わせ設計は切り分けられない
問い合わせ設計は、
- フロントエンド実装
- JavaScriptの挙動
- アクセシビリティ
- セキュリティ
と密接に関係しています。
どれか一つだけを最適化しても、全体としての体験は改善しません。
FHWでは、これらを切り離さずに設計することを重視します。
この設計で目指す状態
問い合わせの質は、フォームの工夫だけで決まるものではありません。、
- 前後の流れが整理されている
- 不安が解消された状態で入力できる
- 送信後の見通しが立つ
こうした状態を作ることで、問い合わせは自然な行動になります。