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制作前に決めたい社内体制と判断の進め方 窓口・確認者・最終決定者を整理する
Web制作の手戻りは、デザインや技術だけでなく、誰が意見を集め、誰が確認し、誰が最終的に決めるのかが曖昧なときにも起こります。
Web制作会社へ依頼する前にすべてを決める必要はありません。ただし、社内での判断方法を共有しておくと、相談から公開までを安定して進めやすくなります。
最初に決めること 意見を集める人と、最終的に決める人を分ける
関係者全員が同じ役割で参加すると、意見の数だけ判断軸が増えてしまいます。人数ではなく、次の役割を明確にします。
- 相談窓口:Web制作会社との連絡と情報共有をまとめる
- 確認者:部署・専門領域ごとに内容の正確性を確認する
- 最終決定者:目的と優先順位に照らして方針を決める
一人がすべてを担う場合も、どの立場で判断しているかを分けて考えることが重要です。
手戻りを防ぐ 判断の結果だけでなく、理由を共有する
「この案にする」という結果だけでは、後から別の意見が出たときに判断をやり直しやすくなります。何を優先して決めたのかを残します。
- 今回の制作で解決したい課題
- 優先する利用者と、その人に取ってほしい行動
- 採用した案と、採用しなかった案の理由
- 変更する場合に、再確認する範囲と決定者
変更自体を避けるのではなく、目的に戻って変更の影響を判断できる状態をつくります。
FHWとの進め方 窓口は一つに、専門性は分断しない
お客さま側の窓口を明確にしたうえで、FHW側はディレクション・デザイン・実装・システム開発の判断をつなげます。作業は分担しても、サイトの目的と決定理由はチーム内で共有します。
この進め方は、デザインとシステムを別々の成果物として扱わず、運用まで一体で考えるFHWの強み ともつながっています。
複数のWeb制作会社や社内担当者で分担する場合
デザイン、実装、CMS、サーバー管理などを複数の会社・担当者で分ける場合は、作業名だけでなく、受け渡すものと確認責任まで決めます。
- 各社・各担当者が作るものと、対応しない範囲
- デザイン、原稿、画像、コードなどを渡す形式と時期
- 受け取った内容を確認し、不足を差し戻す担当者
- 修正依頼をまとめる窓口と、最終判断を行う人
- どの状態になれば、次の担当者への受け渡しが完了するか
お客さま側とFHW側の双方で判断経路を明確にし、確認待ちや伝言による認識のずれを減らします。
公開後も続く体制
担当者が変わっても、判断を引き継げる状態にする
制作時の決定が担当者個人の記憶だけに残ると、公開後の更新や改善で同じ議論を繰り返します。制作中から、次の情報を引き継げる形に整えます。
段階的に公開する場合は、公開済みの範囲と今後追加する範囲を分け、各段階の承認者と完了条件を明確にします。途中で担当者が変わる場合も、公開した内容だけでなく、残っている作業と判断理由を引き継ぎます。
- サイトの目的、対象者、情報の優先順位
- 各回で公開する範囲、承認者、公開後の確認担当
- 未公開の範囲、残作業、保留している判断とその理由
- 素材、ソースコード、アカウント、決定記録の保管場所
- 変更してよい範囲と、Web制作会社への確認が必要な範囲
中断期間を経て制作を再開する場合の確認項目は、長期中断したWeb制作を安全に再開する方法 で詳しく整理しています。
制作プロジェクトの体制を、そのまま公開後の運用体制へつなげます。
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次は、対応範囲と役割分担を確認する
社内の判断体制が見えたら、FHWが担当すること、お客さまに判断・準備いただくこと、実費の扱いを整理します。