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Before Consulting

制作前に決めたい社内体制と判断の進め方 窓口・確認者・最終決定者を整理する

Web制作の手戻りは、デザインや技術だけでなく、誰が意見を集め、誰が確認し、誰が最終的に決めるのかが曖昧なときにも起こります。

制作会社へ依頼する前にすべてを決める必要はありません。ただし、社内での判断方法を共有しておくと、相談から公開までを安定して進めやすくなります。

BEFORE GUIDE 07 / 10 社内体制

最初に決めること 意見を集める人と、最終的に決める人を分ける

関係者全員が同じ役割で参加すると、意見の数だけ判断軸が増えてしまいます。人数ではなく、次の役割を明確にします。

  • 相談窓口:制作会社との連絡と情報共有をまとめる
  • 確認者:部署・専門領域ごとに内容の正確性を確認する
  • 最終決定者:目的と優先順位に照らして方針を決める

一人がすべてを担う場合も、どの立場で判断しているかを分けて考えることが重要です。

手戻りを防ぐ 判断の結果だけでなく、理由を共有する

「この案にする」という結果だけでは、後から別の意見が出たときに判断をやり直しやすくなります。何を優先して決めたのかを残します。

  • 今回の制作で解決したい課題
  • 優先する利用者と、その人に取ってほしい行動
  • 採用した案と、採用しなかった案の理由
  • 変更する場合に、再確認する範囲と決定者

変更自体を避けるのではなく、目的に戻って変更の影響を判断できる状態をつくります。

FHWとの進め方 窓口は一つに、専門性は分断しない

お客さま側の窓口を明確にしたうえで、FHW側はディレクション・デザイン・実装・システム開発の判断をつなげます。作業は分担しても、サイトの目的と決定理由はチーム内で共有します。

この進め方は、デザインとシステムを別々の成果物として扱わず、運用まで一体で考えるFHWの強み ともつながっています。

お客さま側とFHW側の双方で判断経路を明確にし、確認待ちや伝言による認識のずれを減らします。

公開後も続く体制 担当者が変わっても、判断を引き継げる状態にする

制作時の決定が担当者個人の記憶だけに残ると、公開後の更新や改善で同じ議論を繰り返します。制作中から、次の情報を引き継げる形に整えます。

  • サイトの目的、対象者、情報の優先順位
  • 更新する人、確認する人、公開を判断する人
  • 変更してよい範囲と、事前確認が必要な範囲
  • 制作会社へ相談する条件と、社内で対応する条件

制作プロジェクトの体制を、そのまま公開後の運用体制へつなげます。

NEXT GUIDE

次は、対応範囲と役割分担を確認する

社内の判断体制が見えたら、FHWが担当すること、お客さまに判断・準備いただくこと、実費の扱いを整理します。