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Web制作会社のAI活用を見極める AIを活用しているホームページ制作会社を選ぶには
AIを使っているかどうかを隠しながら進行していくストレスは互いに健全ではありません。Web制作会社に聞くべき重要な確認事項を、3つの質問として整理しました
速さと安さは別 AIで速くなることと、安くできることは、イコールではない
「AIを使えば早く終わるはずだから、安くしてください」——そう言われることが、これから増えていくと思います。
たしかに、AIを使えば、今まで1週間かかっていた作業が、1時間で終わることもあります。特に、これまで最も時間がかかっていたコーディングは、劇的に速くなります。
しかし、それを崩れなく、エラーの少ない構成で効率よく組み立てられるかどうかは、経験がなければできません。中途半端にしかAIを使えない会社が作ったコード、特にjsやphpのプログラムは、その場では動いているように見えても、数ヶ月後に差が表面化します。
よく知られる逸話があります。ある婦人がカフェでピカソを見つけ、「このナプキンに何か描いてください」と頼みました。ピカソは微笑み、30秒ほどで小さな絵を描いて渡します。「では代金は100万円です」と言われた婦人は驚き、「たった30秒で描いたのに、なぜそんなに高いのですか」と抗議しました。ピカソはこう答えたそうです。「いいえ。この絵は30秒で描いたのではありません。これまでの30年をかけて描いたのです」。
もちろん、そんな金額にはなりません。ただし、「スピード」があっても「質」の保証とは異なるということです。「速さ」と「質」を維持できるかどうかは、積み重ねてきた経験によって決まってきます。
一番答えやすい質問 どんな場面でAIを使っていますか
発注者側からすると、この差はほとんど見えません。「AIを使っています」という言葉だけでは、それが本当に使いこなされているのか、名ばかりなのか、区別がつきません。実は、ここを面と向かって聞く発注者はまだ少なく、同時に、聞いておくべき問いでもあります。聞き方は難しくありません。
どんな場面でAIを使っていますか
一番答えやすく、同時に一番差が出る質問です。
- 浅い答え:「はい、コピーライティングの効率化に使っています」
- 深い答え:「コーディングやプログラミングではCodex、記事のまとめではClaude、というように用途で使い分けています。打ち合わせの録画データを生成AIで分析させたりもしています」
コピー生成だけで止まっているのか、実装やデータ整理、進行管理まで踏み込んでいるのか。答えの具体性が、そのまま活用の深さを表します。
使い分けを聞く どんな種類のAIを使っていますか
ChatGPT、Claude、Codex、Geminiなど、それぞれ役割と得意分野が違います。名前を挙げられるか、その違いを説明できるか同かは大きな違いです。
最初は分からなくても何社かに聞いているとその違いが見えてくるでしょう。
どんな種類のAIを使っていますか
「AIを使っています」としか言えない会社は、実は一種類のツールに任せきりで、使い分けの発想自体がない可能性があります。
あえて最後に聞く そもそも、AIを活用していますか
最後にこの質問を持ってくるのは、あえてです。ここまでの2つに具体的に答えられた会社であれば、この質問はすでに答えが出ています。逆に、ここで初めて詳しく話し始める会社は、その場しのぎで語っている可能性があります。
そもそも、AIを活用していますか
「活用していません」という答えも、それ自体は間違いではありません。あえて使わないという方針も、選択の一つです。問題は、それが「知らないから使っていない」のか「理解した上で使わない」のかです。
なぜこの3つが効くのか
AIを表舞台に立たせる関係をつくる
もはや、AIをまったく使っていないホームページ制作会社を探す方が難しい時代です。「使っていません」と答える会社があっても、それは技術力の欠如というより、あえてのその選択をしているのかもしれません。
問題は、そこを確認しないまま制作が進むことです。確認を飛ばすと、「なんだかAIっぽい文章だ」「実はAIに任せきりだったのでは」といった、疑心暗鬼のやり取りを続けることになります。これは発注者にとっても、制作会社にとっても、幸せな関係ではありません。
互いに専門性を持ってAIを活用していることを堂々と公言し、そのうえで、成果物の内容を双方でしっかり確認し合う。それができれば、AI活用は隠すものではなく、プロジェクトを合理的かつ効率的に進行させる土台になります。
AIを表舞台に立たせて、堂々とやり取りできる関係を作るためにも——まずはこの3つの質問から始めてみてください。
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次に確認したいこと
AIの活用度と同じくらい、判断は人が行い、実装をAIと人が分担できているかも重要です。私たちがどこまで対応できるかをご確認ください。