多言語サイトで、翻訳原稿・共通部品・段階公開をどう同期するか
多言語サイト制作で、ページと言語の対応、翻訳原稿の状態、共通部品の文字量差、言語ごとの段階公開を安全に管理する方法を整理します。
多言語を想定したLPで、共通レイアウトと動作仕様を明文化する
外国語利用者も想定した会社紹介LPを、PCとスマートフォンで共通の構造を使いながら制作した案件です。画面ごとに別設計を増やさず、言語による文字量の差、行動導線、スライダーなどの動作条件を整理し、デザインデータだけでは伝わらない実装仕様を明文化しました。
| クライアント名 | 某住宅・不動産関連企業 |
|---|---|
| 業種 | |
| サイトのカテゴリ | |
| サイトの特徴 | |
| 制作範囲 |
ご要望は、会社の特徴を一枚のLPで伝え、異なる言語の利用者にも必要な情報と問い合わせ導線を届けることでした。翻訳文は日本語と文字数、改行位置、単語の長さが異なるため、日本語の静止画へ合わせた固定レイアウトでは崩れます。
制作量を抑えるためPCとスマートフォンで構造を共通化する方針でしたが、同じ構造であることと、まったく同じ見え方にすることは別です。スライダーなどの動きも、静止デザインだけでは表示枚数、切替条件、操作方法を判断できません。言語差、端末差、動作を分け、共通化できる範囲を決めることが課題でした。
最初に、両言語で共通する情報順と、言語ごとに長さや表現が変わる箇所を整理しました。言語ごとに別ページを作り込む案ではなく、同じ意味の情報を同じ構造へ入れ、文字量の差をレイアウト側で受け止める方針を採用しました。
PCとスマートフォンはDOM構造を共通化しつつ、並び順、画像比率、余白、ボタン幅を画面幅に応じて調整しました。スライダーは、表示枚数、切替方法、自動再生の有無、最初と最後の挙動を文章でも共有し、デザイン上の印象だけで実装を判断しないようにしています。
この方式は、情報構造が言語間で共通するLPに有効です。言語ごとに掲載内容や法的表記が異なる場合は、単純な共通化ではなく、コンテンツと承認経路を分ける必要があります。
多言語対応を、翻訳文へ差し替える作業だけにせず、文字量が増えても情報の優先順位が保たれる画面として設計しました。見出しやボタンへ固定幅を与え過ぎず、改行が増えた場合の高さを確認しています。
PCとスマートフォンで同じ部品を使いながら、広い画面では情報を並べ、狭い画面では読む順に縦へ戻しました。共通化のためにスマートフォンの可読性を犠牲にせず、画像の焦点やボタン位置は端末ごとに調整しています。
スライダーは完成静止画だけでなく、最初の状態、移動中、最後の状態、操作ボタンを示しました。動作仕様をデザインの外へ出さず、実装担当と確認できる形にしています。
実装では、言語ごとにHTMLを複製せず、共通構造へコンテンツを入れ替えられる形を優先しました。文字数差によって高さが変わるため、固定座標や固定高へ依存せず、内容に追従するレイアウトにしています。
PCとスマートフォンは共通のマークアップを使い、CSSで並びと表示量を調整しました。スライダーは、表示枚数、ループ、操作、切替タイミングを仕様として確認し、端末幅や入力方法に合わせた操作を用意しています。
翻訳未確定の段階では、短い仮文だけで完成判断をせず、長い文章を入れて崩れを確認しました。多言語LPでは、共通化による制作量削減だけでなく、翻訳更新時に片方だけ古くならない管理方法まで決める必要があります。
この案件で確認した判断を、複数の制作記録と照合し、ほかのWeb制作でも使える確認事項として整理しています。
多言語サイト制作で、ページと言語の対応、翻訳原稿の状態、共通部品の文字量差、言語ごとの段階公開を安全に管理する方法を整理します。
新しい会社・事業の立ち上げに伴うコーポレートサイト制作です。企業情報や事業内容などの大枠は見えていた一方、各ページの役割、事業を表す言葉、ブランドの見...
既存の企業サイトとMovable Typeが稼働する環境に、施設サイトと新しい更新担当部門を追加したリニューアルです。ページ制作だけでなく、既存ドメイン・サーバー...
業界団体の会員向けポータルをリニューアルした案件です。蓄積されたお知らせ、資料、マニュアル、各種フォームを整理し、会員認証、検索、公開期間、管理画面、...
日本語と英語の二言語サイトを限られた期間で並行制作した案件です。日本語版を基準に共通テンプレートを整えながら、後から届く翻訳原稿、言語ごとの文字量と改...