育てるフェーズ
プロジェクトマネジメント(進行設計) 判断のズレは、進行で防げる
Web制作におけるトラブルや手戻りは、技術力やデザイン力の不足から起きるとは限りません。
多くの場合、その原因は、進行の中で「認識や判断がズレていくこと」にあります。
Flying High Works(FHW) では、プロジェクトマネジメントを単なるスケジュール管理ではなく、判断のズレを起こさないための「進行設計」として捉えています。
このページでは、FHWがどのような考え方でプロジェクトを進めているかを整理します。
進行設計の主な役割
FHWにおけるプロジェクトマネジメントは、主に社内ディレクターが担います。
その役割は、次のようなものです。
- 進行管理(スケジュール・タスク)
- 情報の整理と共有
- 判断ポイントの設計
- 関係者間の認識合わせ
- リスクの早期発見と整理
単に「進める」だけでなく、判断が迷子にならない状態を作ることを重視します。
進行でズレが起きやすいポイント
プロジェクト進行中にズレが起きやすいのは、特定の工程というより、曖昧さが残ったまま進む瞬間です。
例えば、
- 要件の解釈
- 優先順位の認識
- 「決まった/決まっていない」の境界
- スコープの範囲
- 担当者変更時の引き継ぎ
これらはすべて、進行の中で意識的に整理しないとズレやすいポイントです。
情報共有の前提
情報共有は、すべてをリアルタイムで共有すればよいわけではありません。
FHWでは、
- 判断に必要な情報を
- 必要な粒度で
- 適切なタイミングで共有する
ことを前提としています。
情報量が多すぎることも、判断を鈍らせる原因になります。
ドキュメントは「更新される前提」
要件書や仕様書は、最初に完璧なものを作ることを目的にしません。
- 前提資料を作成し
- 進行に合わせて更新し
- 判断の履歴を残していく
という扱いです。
これにより、「なぜそう判断したのか」を後から追える状態を作ります。
判断は早く、仮でも止める
進行中の判断は、
- できるだけ早く仮決めする
- 手戻りが大きくなる前に止める
という考え方で行います。
判断を先送りにすると、後工程ほど修正コストが大きくなります。
長期案件を前提とした進め方
FHWでは、
- 数ヶ月〜年単位の案件
- 段階的に作って育てる案件
を前提に進行設計を行います。
そのため、一度決めたことを絶対に固定するのではなく、変わる前提で、変えられる余地を残す進め方を取ります。
体制変化を前提にする
プロジェクトの途中で、
- 担当者が変わる
- 関係者が増減する
ことは珍しくありません。
FHWでは、引き継げる進行設計を前提とし、属人化しすぎない形で情報を残します。
クライアントとの関係性
FHWは、指示を待つだけの立場ではなく、一緒に判断するパートナーとしてプロジェクトに関わります。
判断材料を共有し、方向性をすり合わせながら進めることで、後戻りの少ない進行を目指します。
このページで伝えたいこと
進行は、管理ではありません。設計です。
判断のズレは、進行の組み立て方次第で防ぐことができます。
FHWでは、プロジェクトを長く・安定して進めるために、進行そのものを設計しています。