営業経験が活かせるWebディレクターの仕事

 

Webディレクターの若様と申します。偉そうな名前でお世話になっております。
フライング・ハイ・ワークスに転職して丸2年経ち、ようやく新人ディレクターに毛が生えてきた今日この頃…。

先輩方から多くの助けをいただきつつ、Web業界未経験ながらも、なんとかWebディレクターの仕事に従事しております。まだまだ勉強ばかりの日々です。

前職では医療機器メーカーの営業職を担当しておりまして、新規開拓からルート営業まで幅広く担当していたのですが、診療所や病院のWebサイトを見ても、「古いな…」「新しいな…」以外の感想は持っていませんでした。

こんなレベルの僕でも、Webディレクターを2年やっていて「これって前職の営業経験が活きてるよな~」と思ったことが何回かあったので、今日はそれを振り返ろうと思います。

目次



そもそもWebディレクターって何してるの?

Webディレクターの仕事内容として、フライング・ハイ・ワークスではサイトリニューアル等、新規制作案件のディレクション業務が中心となります。要件定義、進行管理、品質管理、検証、その間のクライアント・制作チームとのやりとり…などなど細かく言い出せばキリがありません。
正直、やることは多いと思います。

Webディレクターはやることが多いのではないか?と不安になっている様子

実際「Webディレクター 仕事内容」で調べると大体"業務は多岐にわたります"とか"様々な仕事があります"とか書いてあるので、それだけでなんだか良く分からない職業のイメージが付いてしまうし、転職の敷居も高い気がしてしまいますよね。

でも僕は、Webディレクターはやることが多いからこそ、Web業界未経験であってもそれだけ他の職業での経験を活かすチャンスも多いのではないかと考えています。

そこで続いては、僕が前職の医療機器営業での経験が活かせたWebディレクターの仕事をつらつらと書き連ねていこうと思います。

営業経験が活かせるWebディレクターの仕事とは

1.クライアントや制作チームとのやりとり

Web業界に関わらず必要なスキルではあるのですが、一番活かせているのはやはりコミュニケーション能力ですね。営業職は嫌でも人と話さなくては売上も立たないので、何かと人と話す機会は多かったと思います。

コミュニケーションというものは当たり前の様で意外と難しく、一つの物事を伝えるのにも多くの手段や言い回しがあります。
例えばクライアントに「このボタンはコンバージョンに繋がるので派手にしましょう」と伝えるよりも、「このボタンを目立たせることによって、お客様がお問い合わせフォームにたどり着きやすくなり、お問い合わせ数の増加が見込めます」と伝えた方が、こちらの提案に対しての納得感も大きく違うのではないでしょうか。

また、Webサイトを制作するにあたっては要望を引きだすことも大切で、クライアントの言語化できていない課題を引き出すには、やはり質問や会話を経て少しずつ紐解いていくしかありません。

Webサイトへの要望や仕事への想いなど、ヒアリングが大切である様子

前職でも商材の強みを押し付けるのではなく、クライアントの課題を理解し寄り添い、課題解決の一助となる強みをわかりやすく伝える方がよっぽど簡潔で、効果的な提案に繋がっていました。
こうした経験は、Webディレクターの仕事をしていく中でも大きな強みになっていくのではないでしょうか。

社外に限らず社内でのコミュニケーションでもそれは同じ。
普段から制作チームの気持ちや考えを尊重し寄り添う事で、一人では困難な状況であっても助けていただける場面も増え、それだけ成果物であるWebサイトもチームで意思統一がされた良い物になっていきます。

Webディレクターも一人では何事も成し遂げられません。周りとの協力を大切にして仕事をしていきたいですね。

2.予算や売上を意識した案件管理・提案

制作進行のWebディレクターがメインで受注活動をする訳では無いのですが、予算や売上など、金額への意識を持っておくことは大切です。

個人的には意外だったんですが、前職等で営業経験や接客業の店長経験の様な売上意識を必要とする職種を通っていないと、全体の売上だけでなく自分が持っている案件・持つことになりそうな案件に対しても、金額意識がそれほど高くない傾向にあると感じています。

そもそも、ディレクターが既存のクライアントとやりとりをしている中で引き合いが発生する事は良くありますし、関係性の良いクライアントへはWebサイトの改善提案やリニューアル提案を行う事もあります。

予算や売上への意識を持つことで、現在進行している案件に対しても将来の増注への意識を持つことができますし、利益確保や現在の受注状況に対し、責任感を持って業務を行えるというだけで、Webディレクターとしての成長速度も変わってくるのではないかと考えています。

3.打ち合わせ・プレゼン等の対面業務

前段で述べたクライアントや制作チームとのやりとりでは、どちらかというと気配りや言葉選びといった観点での活かしだったのですが、どれだけ気配りができたとしても、緊張しすぎて上手く話せなかったり、言葉に詰まってしまうと信頼感が損なわれてしまいます。もったいない!

前職では診療所のお医者様へのご挨拶から大病院でのプレゼンまで、規模も内容もまるで違う営業経験を色々としてきたのですが、最初はドキドキしていたものも徐々に慣れ、淀みなく伝えたい事を話せるようにはなりました。

プレゼンを卒なくこなす様子

その経験もあってか、転職後の打ち合わせやプレゼンでは最初から余り緊張することは無く、スムーズな進行ができていたと思います。
すると打ち合わせも効率的に議題に対して話し合うことができますし、信頼感が高ければこちらの提案やクライアントの要望に対して建設的な議論が両社間で行う事もでき、成果物の品質も向上します。

もちろん提案でも受注率の向上につながると思いますし、自信を持っている姿はそれだけで自分の強みとして発揮できる良さだと思います!

まとめ

ここまで3つ、営業経験が活かせるWebディレクターの仕事を紹介してまいりましたが、いかがでしょうか。「一般的な事ばっかだな」と思ったあなた、それはつまりやることが多いとは言え、Webディレクターの仕事内容の根本は他の職種経験が活きることばかりだという事です!

専門性や知識ももちろん大事ですが、無いものへ目を向けるのではなく、今有るものへ目を向ける事こそ最も大事なのではないでしょうか。

自信が付けばより向上心を持って働くことができますし、新しい事を沢山吸収して、Webディレクターとしても一人前に成長していける様頑張りたいですね。

フライング・ハイ・ワークスでは経験者はもちろん、未経験のWebディレクターも募集しています。
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