聞き上手を目指したい自分が大切にしている3つのこと

 

ディレクターのワカと申します。お世話になっております。
中身のない広く浅い会話に自信があります。

私はWebディレクターという職業になる前、とあるメーカーの営業職に携わっていました。
営業職はいわゆる「コミュニケーション能力」を求められる職業として認識されることが多いと思いますが、
皆さんもお気づきの通り、どんな職種であっても何かとコミュニケーション能力は必要になってきます。

もちろんWeb制作においても、コミュニケーションを上手く取れなければ相手との信頼関係は築けません。

コミュニケーション苦手

でも、「コミュ力が高い」と世間で言われている人を間近にすると眩しくて家に帰りたくなりますよね。その時は帰って良いと思います。帰りましょう。

コミュ力の高い方々は自分から話題を振るのも上手ですが、なにも私たちは夜の街でギラギラしたい訳じゃない。相手との会話で「聞き上手」として気持ちの良い受け答えができれば、信頼関係の第一歩としては十分だと思いませんか?

なので今回は、私が前職から気を付けている、聞き上手になるための3つの心得についてご紹介いたしますので、

聞き上手の皆さんは今から最後まで聞いてください。

1:ミラーリング効果を意識する

ミラーリング効果」とは、相手のふるまいを真似ることで親近感を得られやすくなる心理効果のことです。
心理学で使われる言葉ですが、比較的良く聞く言葉ではないでしょうか。

好きな人が好きって言ってる曲を、全然知らないけどとりあえず聴いて好きになった事のある方は、広義で言えば無意識にそれを狙った行動をしていたということです。突然苦い思い出を想起させてしまいました。

ビジネスでの対人関係においても、好意を持ってもらうために相手を真似ることも円滑なコミュニケーションにおいては大切です!
実際には真似をする、と言うよりは相手の話を肯定的に聞く様なイメージだと思っています。

例えば、社内外問わず話し相手の意見や助言に対してうんうん頷いているだけではなく、それを要約して「〇〇ということですよね」と伝えるだけでも、相手は「そうそう!」って少なからず思ってくれることでしょう。
相手の主張に対し、自分の理解が合っているかどうか再確認することもできますし、双方での齟齬が無い様にするためにも行うべき大事なやり取りです。



あと、これも大枠ではミラーリングに入ると思うのですが、言葉を合わせる、というのも大切です。

特にWebサイト制作を進めるにあたって、用語の呼称ってまちまちになりがちです。

例えば社内とクライアントで呼称の仕方が違う時、どちらも間違いでなくともクライアントと同じ言葉を使った方が、引っかかりがなく話しやすいです。
そこで少しでも引っかかってしまうと、100%の円滑なコミュニケーションではなくなってしまいます。

そういった細かな配慮、とっても大切ですね。
ちなみに私は関西に住んでいた時、「標準語使うな!」と怒られたことがあります。それは良いだろ

2:目を見て聴く(複数名参加の場合は特に!)

目を見て話せ、って言われた時、話している時に相手の方をずっと見てればいいのだろうか…って思ったことはありませんか?

めっちゃ見てくる人

改めて考えると、自分が話している時に目を見るのは重点的な部分や相手の反応を窺う時くらいで、ずっと目を見てるのってむしろ聴いている時なんですよね。
思い至った当時は大発見かと思いましたが、周りに聞いてみたら意外と周知の事実でした。

思えば前職の上司も「目を見て聴く姿勢」を凄く大切にしていました。
興味がある話って相槌付きながらその人の顔を見て聞きますよね。自然にやっていることだからこそ、逆に目を見て聞かれていない時にめちゃくちゃ目立つんだそうです。

特に複数名で関わるプロジェクトの時には、自分が主役でなくとも「本当に自分の話している内容を真面目に聞いているのか?」と、クライアントに思われないよう、肝に銘じましょう。ノートパソコンと会話しない。


ただ、昨今ではWeb会議が主流になり、「目を見て」という行為それ自体が難しくなってきているとは思います。
カメラの位置を意識したり、そのあたりは新時代に順応していきたい所ですね。

3:相手への興味関心を持つ

結局これに尽きてしまう所はあるのですが、やっぱり誰しも興味関心を持ってもらった方が嬉しいですよね。
相手からしても話をしやすくなるというのはもちろん、回りまわって自分への信用獲得も期待できます。

何気ない会話の中で出てきたことも、覚えておくと後々良い事があるかもしれません。
例えばもし皆さんの周りに「セミが好きなんだよね」と言っている先輩がいたら、後日そっとセミの抜け殻を服に付けてあげたらとっても喜ばれると思います。

クライアントとのやり取りの中でも、ちょっとした話の中に企業理解に関わる情報や、案件への理解が深まる要素が詰まっていたりするかもしれません。本筋ではない会話の中でも興味を持って真摯に傾聴しましょう!

また、個人的に思う副次的な効果としては、「学びを得るタイミングが増える」というメリットがあるんじゃないでしょうか。

日頃から「この人は合わないな」と決めつけず、関わっていくと自分にはない強さを持っている面に気づくことがあり、個人的にも結構大切にしたいポイントです。

もちろん仕事の上でやり取りをするのであれば少なからず興味を持つようにしている方ばかりかとは思いますが、ちょっとした所一つ取っても、興味を持つことを大切にしていきたいですね。





以上、私が聞き上手になるために大切にしている3つのことをご紹介いたしました!

皆さんの人生の足しに1ミリでもなっておりましたら幸いです。

 

それでは、本日はこのあたりで失礼いたします!

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