2026.03.16 ホームページ制作

ウェブデザイナーが色彩検定1級受験してみた

こんにちは、あるいはこんばんは。デザイナーのOです。
色彩検定の2級・3級・UC級に続いて、昨年1級に合格しました!

色彩検定1級は、他の級と比べてちょっとハードルがあがります。

  • 合格率が41.8%と検定にしてはやや低め
  • 検定料が15,000円でプレッシャー
  • 試験が年1回でさらにプレッシャー
  • 筆記試験と実技試験の2種類がある

今回はそんな試験や勉強のコツをまとめた受験レポをお送りします。

※文中の画像や色はイメージです

1級の試験方法はクセつよ

間違えやすいJIS慣用色名「ワインレッド・ボルドー・バーガンディー」。どれもワイン由来の色名

1次の筆記試験は、2級・3級・UC級と同じくほぼ選択問題となります。
今までの2級・3級で学んできたことをさらに深めつつ、測色や心理評価法、XYZ表色系などそれなりに新しい分野もこなす必要があります。
ただし、他の級と同じく出題範囲は公式テキストのみです。しっかり読み込めば理解できる内容なので、1次試験はそこまで難しくありませんでした。

本番は2次の実技試験!

実技といっても回答用紙にカラーチップを切って貼るというだけで、他は語群や選択中心の筆記問題です。
主に1級と2級・3級のテキストから出題がありますが、2級・3級の配色問題がメインとなります。色彩調和やイメージ別配色法、JIS(日本産業規格)の慣用色名などを使用して配色する内容です。
ただし、この配色問題がなかなかクセつよで注意が必要!

ざっくり言うと、問題文は「論理パズル」のようになっており、自由に配色できるわけではないのです。答えは基本的に1色です。大問となっているため、パズルを間違うと数問まとめてミスに!
またJIS慣用色名は覚える量もボリューミー。120色もの色名・色名の由来、そして公式テキストにないPCCSのトーン記号(色の値)を「調べて」覚える必要があるのです(トーン記号はテキスト上にはない)。

そのため、ここに勉強時間の大半を注ぎ込みましたわ……

実践した学習方法とコツ

間違えやすいJIS慣用色名「バーントシェンナ・ローシェンナ・バーントアンバー・ローアンバー」。どれもイタリアの土の色名

1次試験

公式テキストを読み込む
他の級と同じく、公式テキストだけで十分学習できます。私は1回目ではさらっと目を通して、2回目ではしっかりと読み込みました。問題集を解いてから改めてその項目を読むと理解が深まります。

重要なフレーズは単語帳を作る
日常生活ではなかなか耳にしない専門用語が多いため、思い出す練習が必要ですね。

2次試験

こちらもやっぱり単語帳
一番難関な慣用色名ですが、2級・3級のテキストをカラーコピーして切り、大きめの単語帳に貼りました。
色名の由来などの説明文から色名を答える(その逆も)、色からトーン記号を答える、そして覚えられない色名だけ何度も復習、といった学習ができるのでピッタリでした!
ただ120色を単語帳化するとかさばるのが欠点……(まとめるリングもバングル並みにでかくなる)

とにかく公式問題集を解く
論理パズルに慣れるため、問題集を何度も解くことが超重要です。試験当日も焦らずとにかくよーーーく問題文を確認することをおすすめします!

振り返って

間違えやすいJIS慣用色名「藤色・ウイスタリア」。由来は同じでも、日本と西洋で微妙に色味が異なる色名も多い

合格すると他の級と同じように合格証と「色彩コーディネーター」という称号がもらえます。
また、色彩検定が主催するセミナーの講師を目指せる講座が紹介されます。

私は色彩検定1級・2級・3級・UC級と順番に取ってきたので、今回で終わりなのが少しさみしいですねー。

色彩検定の学習内容は、デザイン設計で活用することはそこまで多くありません。
しかし、お客様に色彩の原理から設計の意図をご説明したり、公共性の高いウェブサイトにおける色の使い方を注意したりと、細かな点でその知識が行かされているかなと個人的に感じます。

色彩検定に興味が出てきた方は、まず色彩の基本や色覚障害などを学べるUC級がオススメです!
試験内容も比較的簡単で検定料も比較的安価。自分の周囲にこんな方がいるんだ、または高齢者になるとこんな風に見えるんだ、と多様化する現代ではもはや一般教養といえる知識を学ぶことができます。

私はまた新しいことに挑戦していきたいと思います!
最後まで読んでくださってありがとうございました。

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