金融に革命を起こすFinTech(フィンテック)Webサービス13選

 

ここ最近になってニュースなどでも頻繁に取り上げられ、耳にすることの多いフィンテック(FinTech)。テクノロジー関連のビジネスでは、大きなトレンドとなっていますが、そもそもどういうものなのでしょうか。

フィンテックとは一言で言えば、金融の仕組みにテクノロジーを用い、新しく生み出されたサービスのことをいいます。フィンテックの多くはテクノロジー系のベンチャー企業が作っていて、いままで金融機関が独占的に担ってきた金融システムに風穴を空けるようなサービスであり、「破壊的イノベーション」となる可能性を秘めていると言われています。

いま、送金システム、決済システム、資金運用、資金調達といった、金融にまつわるあらゆる分野で画期的なサービスが誕生しており、伝統的な金融機関が担ってきた事業に乗り込んできています。このように着実に進行しつつある「フィンテック革命」を知っておくためにも、フィンテックを分野別に13選で集めてみました。

仮想通貨

1. bitFlyer

bitFlyer

bitFlyerは、メールアドレスだけで登録できる仮想通貨ビットコイン(Bitcoin)取引サービス。わかりやすいインターフェースで、誰でも簡単に売買ができるようになっています。 ビットコインは、分散型ネットワークであるブロックチェーンと呼ばれる革新的な技術によって成り立っていて、世界的に広まっています。

資産運用

2. WealthNavi

WealthNavi

WealthNaviは、人工知能による資産運用サービス。世界中の富裕層や機関投資家が利用している最先端の資産運用アルゴリズムを、一般個人投資家に提供してくれます。 人工知能によるロボットアドバイザーが自動で資産運用をしてくれるという、驚異的なサービスです。

3. お金のデザイン

お金のデザイン

お金のデザインも、人工知能による自動の資産運用サービスです。これまで一部の富裕層しか享受できなかった高度な金融サービスを、一般利用可能にしてくれます。世界中の6000銘柄の上場投資信託から、最適なポートフォリオを提案してくれます。

4. Acorns

Acorns

Acornsは余った小銭を自動で投資してくれる画期的なサービス。自分のカードを登録しておくと、カード口座からの引き出しや預金の際に端数の小銭を取って投資に回してくれます。

例えば、2ドル40セントのコーヒーを買った場合、60セント(3ドルのお釣り分)を投資といった具合です。ユーザーはConservative(慎重)、Moderately Conservative(適度に慎重)、Moderate(普通)、Moderately Aggressive(適度に強気)、Aggressive(強気)の5つのポートフォリオから投資モードを選ぶことができます。

オンライン決済サービス

5. Venmo

Venmo

Venmoは、アメリカの学生のあいだで人気のモバイル決済システムです。例えば、ランチで財布を忘れたとき、友達に借りたお金をスマートフォン上のアプリを通して簡単に返すことができます。

ユーザー間の取引にはアカウント登録が必要ですが、デビットカードでの決済の手数料は無料(一部を除く)、クレジットカード決済は3%と、比較的安く抑えられています。決済の際に絵文字を使ったコメントをつけられたりと、ソーシャルメディア感覚で使えるのが人気の理由だそうです。

6. PayPal

PayPal

PayPalは203カ国、5000万人のユーザーを誇るオンライン決済サービスの最大手です。デビットカード、クレジットカードでのオンライン決済はもちろんのこと、最近では実店舗で使用可能な、スマートフォンに取り付けるタイプのカード決済システムPayPal Hereを開発するなど、モバイル決済にも力を入れています。

7. Stripe

Stripe

Stripeは小規模事業者向けのオンラインカード決済サービスです。月間取引高が5000ドル未満の場合、PayPalよりも手数料が安くなるため、Lyftなどのタクシー手配サービスでも利用されています。 使いやすさ、手数料設定の透明度、セキュリティ面に関しても小規模事業者にとってうれしい機能が盛りだくさんです。

8. SPIKE

SPIKE

SPIKEは月間取引高100万円以下の場合、取引手数料が完全に無料になるという、画期的なオンライン決済システムです。100万円を超える場合は、取引毎4.0%+30円の手数料が発生します。 ビジネスプレミアム会員になれば、月々3000円で取引毎2.55%〜+10円の手数料で決済が可能です。

9. LINE Pay

LINE Pay

LINE社も決済サービスを手がけています。LINE Payはカード登録、銀行口座、コンビニ、ATMでチャージ可能の送金手数料無料のモバイル決済システムです。ただし出金する際には200円(税別)がかかります。

カード型デバイス

10. Plastc Card

Plastc Card

Plastc Cardは複数のカードを、一つのカード形デバイスで統合できるスマートカードです。会計の際には4桁のPinナンバーを入力し、タッチパネルで使用したいカードを選択するだけ。後は普通のカードと同じようにPlastc Cardをスワイプしてもらうだけです。 最大20カードを一つのカードで統合することができます。バッテリーは30日持ちます。

11. Swyp

Swyp

SwypもPlastc Cardと同じように、複数のカードを一つのカードとして統合できるカード形デバイスです。Plastc Cardとの主な違いは金属製であること、タッチスクリーンではなくフィジカルなボタンが3つと小さなスクリーンがついていること、バッテリーが2年も持つことです。

資産管理

12. マネーフォワード

マネーフォワード

家計簿のつけ方を知らなくても全く問題なし。マネーフォワードはPCでもアプリでも使える無料の全自動家計簿です。銀行のネットバンキングやクレジットカード、電子マネー、スマホなどを連携できるので、何の入力もせずに全自動で家計簿を付けられるという、非常に便利なサービスです。

ソーシャルレンディング

13. AQUSH

AQUSH

AQUSHは個人でも利用できるソーシャルレンディング(お金を借りたい人と貸したい人をネットを介して結びつける)サービスです。平均して5.5%のリターンを実現しているということで、投資をしたい方にとって魅力的なのではないでしょうか。

急速な広がりを見せる「破壊的イノベーション」

既存の金融システムを覆すほどの可能性を秘め、「破壊的イノベーション」とされるフィンテック。こうした急速なフィンテック広がりに対して、各国の政府も対応を追われています。つい先日、2016年2月24日、日本でも金融庁より仮想通貨を貨幣と認定するための法改正の案が出された、と報道されています。

このような規制の動きはありつつも、今後、日本でもますますフィンテックサービスが広まっていくことが予想されます。私たちの日々の買い物やビジネスで、フィンテックが使われることが当たり前になるのは、もう時間の問題かもしれませんね。