検索順位とクリック率~その2

 

前回(検索順位とクリック率~その1)で、検索順位は1位を目指すべし!
と申しましたが、検索結果に対するアプローチは必ずしもそれがすべてではありません。今回は1位を取れない場合の戦い方をご紹介します。

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1位が不可能な場合も多々ある

「このキーワードで検索結果の1位を取るぞ!」

「いや、無理でしょ・・・」

 

意気込んではみたものの現実は甘くなく、検索結順の1ページには表示されるものの、なかなかそこから上には上がらない。

どころか少しでも対策をおろそかにすると、すぐに順位が下がってしまう。

 

検索順位1位のWebサイトが強すぎる。

検索順位1位を狙っているサイトがたくさんある。

 

こういったケースでは、対策十分でさらに業者に定期的に支払いをしていてもなかなか順位が好転しないもの。それでもと意気込み、Googleに好まれない対策にまで手を染めてしまうと、最悪ペナルティを受ける危険も。

 

では、今の順位に甘んじ、Webサイトへの流入数増加はあきらめなければならないのか。

そんなことはありません。

 

数は力だ!

 

では、狙っていたキーワードで検索順位1位を獲得するのが難しい場合、どうすればよいのでしょう。

 

たとえば、各種サプリメント商品を販売している会社で、「サプリメント」

で検索順位1位を取るのが難しい状況だとします。

その場合にまずは自社商品の特徴を、今一度振り返ってみましょう。

 

例えば品質や主成分に特徴があり、購入者もそこを気に入ってくれているというのなら、「サプリメント 品質」や「サプリメント ○○」(○○には成分名が入ります)で検索順位1位を狙うのもありでしょうし、「ごま」を原材料にしているのなら、「ごま サプリメント」なども試してみる価値があるのではないでしょうか。

 

このように単体キーワードと比べると検索される回数は少ないものの、良質のユーザーを獲得できるよう複合キーワードで検索上位を目指す方法を、「ロングテールSEO」と言います。

 

ロングテールSEOの効果について

 

ロングテールSEOにはどのような効果があるのか。

かつて私が依頼を受けた例をもとにご説明します。

ただ、特定を防ぐため、「トリマー」と「静岡」には別の業種と都道府県が入ります。

 

クライアントは静岡県でトリマーを育てる学校を経営している会社さんで、SEO対策を行うことで、入学者を増やしたいというのがご要望でした。

 

「トリマー」というキーワードは間違いなく競合が多数存在します。はっきり言って検索順位1位は不可能な状況でした。

そしてここが重要なのですが、前述のご要望に応えるためには、「トリマー」というキーワードで検索順位1位を獲得する必要がない、ということです。

 

というのも、静岡のトリマー養成学校が、「トリマー」というキーワードで検索順位1位を獲得して入学者が増えるでしょうか。

「トリマー」というキーワードで検索する人が、静岡のトリマー養成学校に入学を考えているでしょうか。

 

そこで私が提案したのは、「トリマー 学校 静岡」と「トリマー 静岡 入学」のキーワードで検索順位1位を目指す、という方法でした。

SEO対策開始後ほどなくして、どちらの複合キーワードでも検索順位1位を獲得することができ、入学希望者が増加したそうです。

 

というわけでロングテールSEOの一例を紹介しましたが、次回はこのロングテールSEOをもっと掘り下げてみたいと思います。こうご期待!!

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