【衝撃】「PCってなんですか?」スマホネイティブ層の出現とウェブの今後

 

たっきー

こんにちは!FHWのたっきーことたっきーです。ディレクターとして日々奮闘中でございます!

たっきーは以前ギャルファッション誌の編集部で編集のお手伝いをしていたことがありました。その頃にお世話になっていた編集長と先日久しぶりにお会いしてお話をしたのですが、勉強になることが非常に多かったので共有したいと思います。

 

ギャル誌の現状

わたしがお手伝いしていた雑誌は10代後半から20代後半のミーハー系女子がターゲットの雑誌でした。109系のファッション、俗にいうギャル系ファッションのトレンドを発信しており、売り上げ発行部数も良くギャル誌のなかでも人気のファッション誌でした。

しかし今はもう廃刊になってしまった雑誌のひとつです。人気で売り上げも良かったですが、1番重要な取引先でもある109系のアパレルの広告が入らなくなったことが大きな原因です。売れてる雑誌にすら広告費をかけられない。実際109系のアパレルの売り上げも毎年下げ止まらないらしい。それくらい今の109系のアパレルは苦しいということです。

 

今売れている雑誌とその背景

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1位  『InRed』(宝島社) 260,085部
2位  『sweet』( 宝島社) 242,567部
3位  『MORE』(集英社) 2313,28部
4位  『VERY』(光文社) 230,324部
5位 『non・no』(集英社)  227,379部
6位 『Seventeen』(集英社) 201,371部
7位 『リンネル』(宝島社) 199,795部
8位 『with』(講談社) 185,118部
9位 『GROW』(宝島社) 180,234部
10位 『オトナミューズ』(宝島社) 180,000部 
11位 『LEE』(集英社) 178,714部
12位 『ViVi』(講談社) 178,671部
13位 『STORY』(光文社) 169,448部
14位 『大人のオシャレ手帖』(宝島社) 160,000部 
15位 『nicola』(新潮社) 151,638部
16位 『steady.』(宝島社) 144,758部
17位 『mini』(宝島社) 142,051部
18位 『CLASSY』(光文社) 141,528部
19位 『smart』(宝島社) 137,760部
20位 『BAILA』(集英社) 130,233部
21位 『クロワッサン』(マガジンハウス) 120,364部
22位 『ポップティーン』(角川春樹事務所) 113,079部
23位  『MonoMax』(宝島社) 110,358部 
24位  『婦人公論』(中央公論新社) 109,485部
25位  『AneCan』(小学館) 107,919部

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上記の2013年下半期のファッション雑誌売り上げ発行部数から読み解けることは、30代以上をターゲットとするファッション誌が俄然元気だということ。雑誌編集の前に広告代理店で働いていたとき、今回4位にランクインしている「VERY」のページを請け負っていた時があったのですが、その人気は激しいもので、広告の出稿希望が多すぎて断ってるような状況でした。そのくらいみんな「VERY」に広告を載せて欲しかったし、その層のアパレルは広告をうてたのです。

一時期人気のあったギャル雑誌でも今では売り上げ4万部程。若年層のファッション誌はとにかくやばい。廃刊していく一方です。 

その背景には少子高齢化による人口分布の変化があります。

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2010年、メインでギャル雑誌を読む20〜24歳の人口は700万人弱。

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 10年前の20〜24歳の人口は1000万人程いました。実際ファッション雑誌で有名な赤文字系の雑誌(VIVI・CanCan・JJなど)の売り上げはこの6年間で49%減少しています。

参考までに今後の人口推移も載せておきます。今後わたしたちはどの世代をターゲットにしていかなければならないのかも自ずと見えてくる感じがしますね。

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 ■スマフォネイティブ層「PCってなんですか?


スマートデバイスが発売され普及の一途を辿ったのが2007年から。その歳に生まれた子ども達は今年で8歳の年です。生まれながらにスマホが側にあり、遊びも勉強もスマートデバイスを使って育った世代を「スマフォネイティブ層」というらしく、子ども達の中にはPCが何なのか分からない子もいるといいます。もうWEB制作会社が「PCサイト作りましょう。」って表現すること自体が時代のニーズに合っていないのかもしれませんね。。今後はアプリでないと検索に引っかかってこなくなるのでは?という説もあるんだとか。それだけ今の子ども達はスマートデバイスに寄ってしまっていると考えられます。

スマホコンテンツバブルがやってくる

ファッションを例に挙げさせていただきたいのですが、例えばファッションに特化したウェブサイトがあるとします。実際の紙の雑誌に比べて、ウェブコンテンツの方が情報量や内容が薄いと感じませんか?雑誌よりも内容の濃いサイトってなかなかないとわたしは思ってます。それは制作側もお客様もなんとなくでも認識している部分ではないでしょうか。やはり雑誌のライターが書くファッションの文章とウェブライターの書くファッションの文章では明らかにファッション雑誌のライターの方が経験も表現方法も上なんだとか。SEOとか気にする必要ないし。ウェブって誰でも書けちゃうし。ライティングだけでなく様々要因はあって、雑誌に比べウェブコンテンツは不毛だと言われて来ていました。

が!

KDDI(1つ上の記事と同じ)・DeNAがネット企業に相次いで120億・50億の出資・買収を行いました。

このことにより今後ウェブ業界は末端にまでお金が巡り、ウェブコンテンツの制作にもより良い人材が集まることが予想されます。それによって、リッチコンテンツが多く作り出されていくことも想定されます。このコンテンツバブルがもし本当にやって来た時に、弊社もコンテンツ内容やクオリティで太刀打ちするのか、他の部分で勝負するのか、今から作戦を練っておかなくてはいけない状況に立たされています。

  

編集長は雑誌の編集を辞め、アプリで新しいことを始める計画を着々と練っており、これらのことをわたしに教えてくれました。わたしより勉強している!見習うべき姿でございます。

 

日々勉強!それでは!ばびゅん!